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オペレーション

厨房への出しを通す

パスとは、同じテーブルに一緒に出る料理のまとまりです。前菜、主菜、デザート。伝票の届いた順ではなくパス単位で動かすことで、4番テーブルのデザートが7番テーブルの主菜より先に出ることを防ぎます。合図を出すのはホールで、厨房ではありません。

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パスとは何か、なぜ注文とは違うのか

注文はテーブルが頼んだものです。パスはその注文を、出すためにどう組むかです。前菜、主菜、デザートを頼んだテーブルは、注文を1つと、パスを3つ生みます。

この2つを混同することが、連携の問題の半分の裏にあります。厨房が注文全体をひとかたまりとして扱うと、3つのパスが一緒に出ていき、テーブルはコロッケの隣でアイスが溶けているのを見ることになります。

通すのは誰か:常にホールです

通すとは、次のパスを始めろという指示を出すことです。この合図はホールから出ます。テーブルを見ているのがホールだからです。どこまで進んでいるか、まだ話し込んでいるか、ワインをもう1本頼んだか。

厨房の中からはそれが分かりません。厨房が仕事の入ってきた順で勝手に通すと、テーブルではなく厨房の負荷がホールの速度を決めることになります。それはちょうど逆向きです。

  • テーブルの準備ができたら、ホールが次のパスを通す。
  • 厨房はパスをまとめて作り、まとめて出す。
  • 各料理の時計は、通した瞬間に動き出す。注文が入った瞬間ではありません。
  • 火入れの長い料理は早めに通す必要がある。これは営業前に決めることで、パス越しに叫ぶことではありません。

時計が正しい瞬間に動き出すべき理由

ほとんどのシステムが間違える技術的な細部がこれです。料理の時計が注文の入った瞬間から動くと、1時間半食べているテーブルのデザートは最初の1分から赤になり、画面は誰も読まない警告で埋まります。

赤だらけの画面は、画面がないより悪いです。チームがその色を無視することを覚えてしまいます。意味のあった唯一の合図を、です。

同じテーブル、時計を正しく置いた場合
21:04  注文がすべて入る · 3パス
21:05  ホールが1パス目を通す  → 前菜の時計 開始
21:13  前菜が出る              (8分 · 緑)
21:31  ホールが2パス目を通す  → 主菜の時計 開始
21:44  主菜が出る              (13分 · 緑)
22:10  ホールがデザートを通す  → デザートの時計 開始

デザートは1時間ずっと「赤」だったわけではありません。
まだ数え始めてもいなかったのです。

テーブル単位だけでなく、持ち場ごとに分ける

1つのパスの中で、各持ち場は自分の分だけを見ます。焼き場はデザートを見る必要がなく、バーは厨房のものを見る必要がありません。全員に注文全体を見せることは、いちばん悪いタイミングで頭の中の選別を強います。

この選別は見えない作業で、料理1つあたり数秒で支払われます。混み合っているとき、料理1つあたりの数秒は営業そのものです。

営業を壊す3つの間違い

どれも厨房のものでもホールのものでもありません。両者の合わせ方の問題です。直すのは営業中ではなく、営業前の打ち合わせです。

  • テーブルを見ずに次のパスを通す。前の皿が空く前に料理が来ます。
  • 通さずに、厨房が聞いてくるのを待つ。テーブルはパスの間に20分待ち、誰も理由を知りません。
  • 日替わりセットを単品と同じ流れに混ぜる。セットには専用の時間があり、分けておかないと他をすべて引きずります。

画面が本当に効くのはどんなときか

厨房のモニターは速く料理を作りません。順番が、その日パスに立つ人の記憶に依存しなくなり、ホールと厨房が呼び合わずに同じものを見られるようになります。

紙で回っていて、すべてを頭に入れている持ち場の責任者がいるなら、画面の効果は小さいです。その人が休みの日までは。そこで差が出ます。

よくあるご質問

日本でいう「出しのタイミング」と同じですか?

ほぼ同じです。スペイン語では通すことをマルチャール、まとまりのほうをパセと呼びます。コース料理で普通にやっていることなので考え方は分かっているはずで、変わるのは言葉と、日替わりセットが独立した流れとして走ることだけです。

ふつうの営業でパスはいくつありますか?

2つか3つがふつうです。前菜、主菜、デザート。おまかせのコースなら8つや10つになることもあり、そこではパス単位の連携は望ましいものではなく必須になります。

通すのは担当の店員ですか、フロア責任者ですか?

テーブルを見ている人です。小さな店では担当した店員、大きな客席ではフロア責任者に集約するのがふつうです。2つの判断が同時に走らないようにするためです。

火入れの長い料理はどうしますか?

早めに通す必要があり、それは営業前に決めます。どれがそうなのかを厨房が伝え、ホールはその料理を1つ前のパスで通すと分かっている状態にします。営業中に即興でやってもうまくいきません。

日替わりセットも同じように動きますか?

専用の時間があるので、分けた流れとして扱うほうがよいです。単品と同じパスに混ぜると、すべてのテーブルの時間が伸びます。

厨房が溺れているのにホールが通し続けたら?

通すのはお願いではなく、テーブルの準備ができたという通知です。厨房が溺れているなら、失敗しているのは戻りの伝達です。そこはパス越しに叫ぶより、共有された画面のほうが効きます。